ほっそり足を作るために必要な考え方とは?(1/3)

ほっそり足を作るために必要な考え方とは?(1/3)

こんばんは。
ちひろです。

今回から計3回にわたって、ほっそり足を作る為の記事を書きたいと思います。

第1回目は「ボディイメージ」について。
今回はほっそり足についてというよりは、「ダイエットの考え方」についてです。

まどろっこしく思えるかもしれませんが、考え方が一度しっかりできると、ダイエットの間違った情報に迷うことなく、近道だと(トレーナーを約18年やってきて)感じるので我慢して読んで下さいね。

まず「ダイエットしてどうなりたいのか?」という最終目標を考えましょう。
よく帰ってくる答えが、「細くなりたい」ですね。

もう少し突っ込んで考えてみましょう。
細くなってどうなりたいですか?

多分、最終的には、美しくなりたいんですよね?

美しくなる為に細くなりたい。
一見まともな答えのようですが、違うと思います。

私たちはマスコミの影響を多大に受け、細くなる(=体重を減らす)ことが「ダイエット成功」だと信じて疑わない方も多いですが、実はここがそもそもの間違いです。

ここでちょっと皆さんに質問です。
体重が減ってガリガリ、ぺったんこになった身体は美しいといえるでしょうか?
筋バランスの崩れによって猫背になっている人が、そのまま10kgやせたら美しいといえるでしょうか?

価値観は人それぞれなので、私の価値観が絶対と言うつもりは全くありませんが、多くの読者は「そうではない」と答えると思います。


美しい体型とは、
ほどよく筋肉がつき、出るところは出て、引っ込んでいるところは引っ込んでいるメリハリボディのことだと思います。

その為には、体重を減らすのではなく体脂肪率を減らす(=筋肉をつける)ことが重要です。

Woman exercising at home

体脂肪率を減らす(=筋肉をつける)ということは、筋肉量は増える為、体重はあまり減らないかむしろ増えます。
(筋肉は脂肪より重い為)

そう!
ダイエットは、成功すると体重はあまり減らないか逆に増えます。
(体脂肪率は減りますが)

ここですぐ帰ってくる返答。
「体重が増えるのは嫌だ!」(笑)

でも、ご安心を。
公開で体重計にのるようなことは人生のなかでほとんどありませんから(笑)

つまり、誰もあなたの体重はわからないのです。
あくまで、他人はあなたの「見た目」で体重を判断しているだけですから。

そして、その「見た目」は、
脂肪だけのぽちゃぽちゃボディより、筋肉がほどよくついたメリハリボデイの方がやせて見えます。

もう1つよくある返答。
筋肉をつけるとムキムキになって身体のラインが太くみえそうで….。
これも違います。

実は、女性の場合、女性ホルモンの影響で、週3回ガツガツ筋トレしたとしても筋肉がつくかどうかって位、筋肉はつきにく身体なのだと覚えておいて下さい。

女性のボデイビルダー達は、それはそれは本当に涙ぐましい努力努力努力であそこまでの身体を作っているのです。
なので、つける前にムキムキになったらどうしようと悩まなくて良いです。
ほどよくこそつけ、そこまではなかなかなりませんから。


余談ですが、
食事制限だけだと、なぜリバウンドするんでしょうか?

それは、食事からとるはずの糖が身体の中に入ってこない為に、緊急対策として脳は筋肉を分解して糖にするように命令します。そして、それを脳と身体のエネルギー源とします。

分解され筋肉量が減るということは、基礎代謝が落ちる為、1日の消費エネルギーが減ります。

また、主に筋肉の中で脂肪は燃えるので、その燃える場所(工場)が減り、脂肪はたまりやすい状況にもなります。

その(筋肉が減り体重が落ちた)タイミングで、「やった〜!体重が減った!!」と食事を少し戻すと、太りやすくやせにくい身体の準備はできているので、体重は簡単に以前の体重を超えてしまう…。
しかも脂肪の割合が以前よりも増して…。

これがリバウンドの仕組みです。


かといって、筋トレをむやみやたらにやればいいというものでもありません。

まず、ほっそり脚じゃない大半の女性が硬くなっているある筋肉があります。
硬いということは、その筋肉を使うクセがついている脚になっていることが多いので、そのまま筋トレをすると、その硬い筋肉を使ってさらに硬くなって障害につながるし、脚はさらに太く見えるという悪循環に陥ります。

次回は、 そのほぐすべき筋肉について動画付きで解説したいと思います。
お楽しみに!

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