おしっこ量でみる夜間頻尿改善法
おはようございます。
40代以上の運動が苦手な方のためのお店 姿勢改善工房です。
本日は、トレーナーのちひろが担当致します。
前回の尿漏れに引き続き、今回は夜間頻尿です。
前回のブログ
http://www.shiseikaizen.net/blog/archives/115
1.夜間頻尿とは?
夜間(寝てから起きるまで)の排尿回数が、1回以上でそのことで困っている状態のこと。
2.原因
①夜間多尿
夜間の尿量が多い為(夜間の尿量が1日総尿量の1/3以上)
②睡眠障害
おしっこで起きるのではなく、目が覚めたので何となくトイレにいくというパターンが結構あるそうです。
③膀胱容量の減少
過活動膀胱の為。
詳細は、前回のブログをご覧下さい。
http://www.shiseikaizen.net/blog/archives/115
④残尿の増加
前立腺肥大症、神経因性膀胱
3.対策
まずは、自分のとっている水分量が適正かどうかを調べる為、休みの日にでもおしっこ量を記録してみましょう!
1日総尿量 1,500ml(1回排尿量 約200-400ml / 1日排尿回数 約4-7回。間隔は約3-5時間)が目安です。
1,000ml 以下→水分が少ない
2,000ml 以上→水分が多い
大雑把にいうとこの間におさまっていると良いそうです。
私も100円ショップでビーカーを買って調べましたよ(笑)
私の場合は、総尿量 1,700mlでした(合計6回/夜間0回)。
もし水分量が多い場合(2,000ml以上)は夜の摂取を控えてみましょう。
ちなみに、「水分を取らないと血がドロドロになる」とよく言われますが、水分摂取と脳梗塞、心筋梗塞の科学的根拠はないそうです。
(もちろん、特に夏は熱中症対策として、水分摂取は大切ですよ!)
また、高血圧や心疾患、腎臓機能障害でも夜間頻尿にはなることがあるそうです(特に高血圧は夜間頻尿と強く関係するとの事)。
尿量は適量でも夜間頻尿の場合は、一度病院(泌尿器科)を受診してみて下さいね。
4.おまけ
夜間頻尿だと、骨折や死亡リスクが高まるそうです。
理由は、ねぼけており、暗いので物につまづいて転倒する為です。
夜間頻尿を治すことが一番ですが、少しでも改善につながればと思い転倒予防のための動画をとりました。
よかったらご覧下さい。
参考になれば幸いです。
ありがとうございました!
運動が苦手な40代以上の方のお店 | 姿勢改善工房
http://shiseikaizen.net/
<参考資料>
排尿障害と尿失禁について 2014 伊藤直樹 NTT東日本札幌病院 第175回健康セミナー.